柑橘は新規就農助成金申請不可!柑橘農家は10年後崩壊するかも

柑橘農家のこぼれ話

若者の新規就農が話題になっていますが、柑橘農家に新規就農するには大きな壁があります。

柑橘農家は新規就農助成金対象外の可能性大です

新規就農者には年間最大150万円支給される「農業次世代人材投資資金」という助成金がされます。


年間150万円支給されるなら木を成長させるための生活費に使えそうですが、衝撃的な事実があります。

柑橘農家への就農は助成金対象外の可能性が高いです!

可能性が高いという表現をしたのはすべての地域を確認したわけではないのでこういった表現を使いました。

香川県三豊市では柑橘と並行して野菜を作るなら助成金の対象となるとのこと・・・・。

柑橘農家なめてんじゃねーぞ。

野菜の機械を導入しながら柑橘なんかできねーよ。

就農を目指す他の人も同じことを言われたみたいなので、政府の指針かもしれません。

柑橘は収穫できるまでに時間がかかる

柑橘は木を植えて成長させることから始まります。

収穫できるまでの期間をざっくりと書いてみると、

みかん 雑柑 4年~
キウイ 3年~
ぶどう 3年~

以上のようになります。

木を成長させている間は実をならすことができませんから、その間は当然無収入になります。

生活費が年間300万円かかる家庭なら・・・・ざっくり1000万円くらい用意しなくてはならないことになります。

機械を導入する資金や家を購入する資金なんかを合わせると2000万円くらいは必要かもしれませんね。

現実問題そんな資金を用意できる人なんて限られてきますから、他の仕事をしながら柑橘農家始めるしかありません。

無収入の期間でも剪定、消毒、草刈りなどの仕事はありますから、体にかかる負荷は半端ありません。

助成金が出ないなら新規就農は難しいかもしれませんね。

柑橘農家の大半は高齢者

柑橘農家の大半は高齢者です。


愛媛県では耕作放棄地が増えているなんて記事が出ていましたが、体感的に本当に高齢者が増えているなという印象があります。

田舎のお年寄りがいくら元気だといっても、永遠に農業ができるわけではありません。

若者の柑橘農家への就農を認めないと10年後には柑橘が食べれない世界になっているかもしれません。

一定規模は残るでしょうが、価格が高騰するかもしれませんね。


柑橘は面白いけど・・・・

柑橘を作っていて思うことは、

「柑橘は面白い!」

この一言に尽きます。

よく私は「野菜は経営」、「柑橘は農業」と言っています。

野菜を始めると機械代がとにかくかかります。キャベツ農家に新規就農するためには機械代だけで1000万円くらい必要だなんて話があります。

野菜農家と話しをしていると機械代や外国人労働者の話ばかり・・・。

話が農業じゃなく経営です。

柑橘は野菜と違って機械代はあまりかかりません。

味を上げることによって皆さんから、

「おいしい!」

の一言をもらうことにより、さらにおいしいものを作りたくなります。

さらにおいしいものを作ろうと思って試行錯誤する工程がとても面白いです。

でも手っ取り早く稼ごうと思ったら野菜農家なんですけどね。規模を広げて外国人労働者を雇えば収入は爆発的に増えます。

柑橘は土地に制約があったり、繁忙期と閑散期がはっきりしていますから規模が拡大しづらいという問題があります。

それでも新規参入する人を補助金で支えるのが政府の役目だと思いますけどね。


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かぐや姫 おじいさん

香川県三豊市で柑橘づくりに燃える一児のパパです。柑橘づくりをする時に必要な知識、農家の現状をブログで説明していきたいと思います。

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